プロフィール
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福島の地に70年

昭和15年11月2日、大日本帝国国民服令が公布されました。

これは、背広を着ないで国民服を着なさいという命令でした。チョッキ、ネクタイ、ワイシャツは着用してはならず、祭典や儀式等には、儀礼章を付ければ式服になりました。

先代社長が勤めていた洋服店も背広の注文が無くなり、また、多くの職人が徴兵されたため休業することになりました。そこで、昭和16年、「国民服調製」との看板を掲げ、足に障害のある身で「菅野洋服店」を今の平和通りの中程に開業いたしました。
お客様のご満足のために

昭和16年と言えば太平洋戦争の始まった年。物資もない、お客様もいない、ないないづくしのスタートでしたが、お客様に喜んで頂けるよう、日々、縫製技術の向上を目指しました。技術コンクールに度々出品し多くの賞を頂きました。培われた技術は、お客様の服作りに活かされています。

世界紳士服ベルリン大会 優秀作品賞

世界紳士服パリ大会 最優秀作品賞

紳士服技術コンクール
内閣総理大臣賞・通産大臣賞・厚生大臣賞

技能グランプリ 第一位 厚生労働大臣賞

労働大臣認定 第3229号
1級用服技能士・FIMT認定デザイナー

これからも時代は変わり、既製服が中心の世の中になっても、注文服の良さは変わりません。注文服の良さをもっと多くの人に知って頂きたい。そのために、ますます技術の向上を図ると共に、良い品を可能な限りリーズナブルなプライスでご提供していきたいと考えています。
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